2018.10.3

キッチンのレイアウトについて

こんにちは。
メープルの高橋です。

最近、めっきり秋らしくなりましたね。
この間、あたたかいものが食べたくなって、夕飯にお鍋をつくりました。
台所は実家にいるときから好きな場所でした。
水が流れる音、包丁でものを切る音、おいしそうなにおい、食材の手触り。
そして五感が刺激されて鳴りだすお腹…。
IHコンロもお手入れ簡単で良いですが、扱い慣れているガスコンロが個人的には好きです。ぐつぐつ煮えるお鍋を見ながら「まだかな~」と考えている時間は、食べているときとはまた違った幸福感があります。

私が今使っているのは、ほんわりした白のタイル壁にメープル調のクッションフロア、かわいいサイズの流し台と壁付けのI型キッチンです。デザインは好きなのですが、一人暮らしの部屋ということで広さはイマイチ。お部屋も広くないのでアイランド型キッチンなどは夢のまた夢です…。
皆さまは、理想のキッチンレイアウトはありますか?
最近は広々とした対面式のキッチンが人気ですが、普段からお料理をされる方は、レイアウトごとのメリットデメリットを考え、自分にぴったりのものを選ばれた方が良いかもしれません。「キッチンのレイアウトって?」と疑問に思われた方のために、少しご紹介させてください。

①I型キッチン
シンクからコンロまでが一直線に並んでいるキッチンのことを言います。
動線が長くなるため、コンパクトなキッチン向きです。ダイニングスペースが広く取れ、圧迫感も少ないのが特徴です。デメリットとしては、ダイニングからキッチンの様子が見えてしまうことが挙げられます。壁付けではなく、対面式にして壁を取り付けることでカバーできます。

②L型キッチン
その名の通り、カウンターがL字型のキッチンです。
I型キッチンより作業スペースが広く取れ、移動も楽なのが特徴です。また、横幅が短いため長方形のお部屋にぴったりです。デメリットはコーナー部分を上手に使わなければ、デッドスペースになりやすい点です。また、小さいサイズのものを選らんでも広さが必要になるので、選ばれる際はメーカーのショールームで実物を確認することをおすすめします。

③U型キッチン(コの字型キッチン)
作業する人を囲むように、カウンターがコの字になっているキッチンです。
設置にはかなりのスペースが必要になります。その分、調理・配膳スペースは取りやすいです。動線が短くすむので、作業しやすい反面、複数人での調理には向きません。また、新たに収納棚を設置するのはよほどスペースがないと難しいです。キッチンの上に吊戸棚を設けたり、壁面に棚を付けるなどして収納場所を確保しましょう。

④Ⅱ型キッチン(セパレート型キッチン)
カウンターが二列で構成されたキッチンです。コンロとシンクが別々になっていることから、セパレート型と呼ばれることもあります。シンクと調理スペースを広く取れるのが特徴です。2列間の幅をゆったり取ることで、複数人での調理もやりやすくなります。振り返っての作業が多くなること、水気のついた物などを運ぶ際、床が汚れやすいことがデメリットとして挙げられます。

⑤アイランド型キッチン
アイランド型は、島のように壁から独立したキッチンです。
壁に触れる面がないので、キッチン全面を囲むように作業ができるのが特徴です。ダイニングと対面で接することができるので、調理をしながら家族とコミュニケーションをとることができます。大勢でキッチンを囲みたい人には最適です。壁を隔てないので、水はねや油はねには注意が必要になります。

⑥ペニンシュラ型キッチン(半島型キッチン)
アイランド型キッチンの左右どちらかの端が、壁にくっついた対面式のキッチンです。
アイランド型キッチンと同じく、ダイニングにいる家族とコミュニケーションが取りやすいのが特徴です。また、ダイニング側にカウンターをつくることで生活感を隠すことができます。煙やにおいなどがリビングに伝わりやすいので、換気扇の取り付け位置は工夫が必要です。

自分にぴったりだと思えるものはありましたか?
キッチンは生活の中で「使わない日はない場所」と言っても過言ではありませんよね。だからこそデザインへのこだわりはもちろん、作業効率を考えたり機能も充実させたい場所です。将来的にリフォームをお考えの方は、お料理の際に理想のキッチンを考えてみると、具体的にイメージしやすいかもしれません。わくわくした気持ちで作ると、お料理も普段よりおいしく感じられるかもしれませんね。

メープルのショールームでは3つのキッチンをご覧いただけます。
ご相談も承っております。
お見積もりは無料ですので、お気軽に足をお運びください。
スタッフ一同お待ちしております。

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