2020.6.11
どう違う? タイルのお風呂からユニットバスへ!
こんにちは。
メープルの高橋です。
本日は、お風呂のお話をします。
各メーカーで様々な商品が開発されているお風呂、皆様はどれほどご存じでしょうか?
テレビCMが放送されているのは
・菌の親子が登場し、ほっカラリ床で有名な、TOTOの「SYNLA(シンラ)」
・全身を刺激するリゾートバブルを「徒歩30秒の楽園(リゾート)」と紹介し
話題のPanasonic「L-CLASS(エルクラス)」
・もったいないゾーンの有効活用でお風呂場を広くする
「ぴったりサイズシステムバス」を打ち出すタカラスタンダード
(※商品により対応サイズが異なります)
あとは、女優さんの足にアイライナーや油性ペンなどで線を引き、湯船につかるだけで汚れが落ちる! というマイクロバブル入浴装置を強みとする、サイエンス「ミラブル浴槽」も有名でしょうか。(初めてシャワーヘッドのCMを見たときの衝撃と言ったら…忘れられません)
清掃性、快適性、デザイン性など、魅力的な要素の多いユニットバス。
ですが、「うちはタイルのお風呂です!」という方もいらっしゃると思います。
タイルのお風呂とユニットバスの違いとは?
まずはそこからご紹介します!
ご存じの方も多い通り、タイルのお風呂はいわゆる「在来工法」のことです。
ユニットバスが普及する以前は、こちらのスタイルが一般的でした。
コンクリートが打設され、タイル、もしくは木材などで仕上げられます。
在来工法の良いところは、なんと言ってもデザインの自由度。
浴室の形、大きさ、窓のサイズ、色、柄、仕上げ材など、自由に選ぶことができます。極端なことを言うと、浴室が温泉のように広かったり、円形でも対応できます。
その分、工事金額は高額になる場合が多く、工事期間も長くかかります。
また、注意したいのは気密性です。
ユニットバスと比べ、在来工法のお風呂は隙間ができやすく、断熱性・気密性の点で劣ります。その結果寒さを感じやすくなり、ヒートショック現象を引き起こしてしまう可能性も高くなります。
対して、ユニットバスとは組み立て式のお風呂のことを言います。
天井から壁、床、浴槽など、すべての部品があらかじめ造られており、現場で組み立てられます。
工事期間は在来工法のお風呂と比べると、短くなりやすいです。
ユニットバスは、機能面で在来工法より優れていると言えます。
例えば、最初にご紹介したTOTOの「SYNLA(シンラ)」は、「ほっカラリ床」が特徴のひとつです。
具体的には
・高い断熱性で足元からあたたかい(ヒートショックを緩和)
・床の内側のクッションで、やわらかい踏み心地
・表面の水を排水口へ導く形状で、乾きやすくカビにくい(清掃性アップ)
…などが、メリットとして挙げられます。
床ひとつ取っても、開発の努力、工夫があることがわかります。
浴槽なら、特徴的なのはやはりPanasonicの「L-CLASS(エルクラス)」。勢いよく吹き出すバブルが、全身を刺激…なんてどこの温泉施設ですか? と聞きたくなります。毎日バスタイムが楽しみになること請け合いです!
他にも、清掃性の高い浴槽やフタ、収納用の棚、心地よくお湯が吹き出すシャワーヘッドなど、細かい点を挙げればキリがありません。とにかく、最近のユニットバスは優秀です。
不安な点をあえて挙げるとしたら、カラーバリエーションがタイルほどは多くないこと、あとは窓のサイズ・位置が、家の構造によって思い通りにならない場合があることです。
例えばですが、普通の壁だった面を全面ガラスにしたい! といった極端なご要望は叶えられない可能性があります。
それぞれのお風呂に魅力と、注意したい点があります。
自分らしい暮らしを叶えるために、何を重視するか考えてみてくださいね。
ご相談もお待ちしております。お気軽に足をお運びください!
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