2021.9.10

メリハリのある空間へ!絵を飾るコツは?

こんにちは!

リフォームギャラリーメープルの山本です。

今日、個人的に興味深いニュースを目にしました。

『真珠の耳飾りの女』などで有名なフェルメールが描いた『窓辺で手紙を読む女』の修復が終わり、ドイツの美術館で報道陣に公開されたとの事です。


↑フェルメール『窓辺で手紙を読む女』(修復前)

この作品は40年以上前のエックス線調査で、一部が上塗りされ、その下にはキューピッドが描かれていることが判明しました。
フェルメールはモチーフを何度も描き直すことで知られているため、この絵画の上塗りも、フェルメール自身によって行われたものだと長年考えられていました。

しかし、2017年にその上塗りの箇所の色彩サンプルを取って分析した結果、フェルメールの死後に別人が上塗りしたものだということが分かったんです!

そこで、美術館では上塗り部分を取り除く作業が進められてきました。

修復後の絵画には、キレイにキューピッドの姿が描かれています。
(都合上、修復後のお写真は掲載できませんが、ぜひ調べてみてください!)

キューピッドが描かれているということは、絵画の女性が読んでいるのはラブレターなのかも?という考察も見受けられ、キューピッドが有るのと無いのとでは、寓意が大きく異なってくるなと感じます。

前置きが長くなってしまいましたが、お家に絵画を飾ると、なんだかちょっとオシャレな部屋に見えますよね。

絵画の飾り方にも様々な法則やパターンがあり、そのコツをおさえれば、センスのあるオシャレな空間に仕上げることができます。

【目線の法則】
目の高さに合わせて飾ると、バランスが良くなります。
日本人男性の平均身長は約172cmで、この場合の目の高さは約154cm、
日本人女性の平均身長は約158cmで、この場合の目の高さは約142cmのため、150cm~140㎝の高さにすると、見やすくなります。
美術館などでも、この高さで飾られていることが多いそうです。

【縦縦・横横の法則】
絵を飾る壁が縦長なら縦長の絵、横長なら横長の絵を飾ると、より一層オシャレな空間になります。

【配置パターン】
配置パターンはたくさんあるのですが、今回は挑戦しやすい配置パターンをご紹介します。

★一点集中型
絵を飾る際は、1つを飾る場合と、複数枚飾る場合があります。
1つだけを飾る場合は、1つの絵に目を引かせることができます。

★串の字型・みたらし団子型
この2つの型は、サイズの異なる3枚の絵を並べる際、各絵の中心を揃えて並べる方法です。
串の字は縦に並べる場合、みたらし団子型の場合は横に並べる場合を指します。

★行列型
サイズの違う各絵の上部または下部をそろえて飾る方法です。

★田の字型
言葉の通り、同じサイズの4枚の絵を、漢字の「田」のように並べる方法です。

★階段型
同じサイズの絵を、段々になるように飾る方法です。

他にも配置パターンはさまざまですが、まずはやりやすい方法に挑戦してみても、十分引き締まった印象を与えてくれます。

絵画をはじめ、様々なアート作品を購入できるサイトもたくさんあるようです。
どんな物が合うかな~とお家の中を見回しながらピッタリのアート作品を見つけられるので、お家時間の多い今、気分転換に取り入れてみても良いかもしれません!

リフォームギャラリーメープル
tel  :084-999-9111
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駐車場 :5台あり

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