2021.10.5

最新のグリル事情

こんにちは!

リフォームギャラリーメープルの山本です。

突然ですが、皆さんのご自宅のキッチンにはグリルがありますか?

グリルと聞くと、お手入れが面倒なイメージがあるかもしれませんね。
グリルと一言で言っても、種類があります。
今回は、そんなグリルの種類とメリット・デメリット、そして最新のグリル事情をご紹介していきます!

まず、キッチンにはIHクッキングヒーターとガスコンロがありますが、どちらを選ぶかによって、グリルの原理も異なってきます。


IHは基本的にヒーターが上下に備わっており、そのヒーターで加熱されます。
一方でガスコンロは、バーナーによって加熱されます。

さらにガスコンロのグリルには、以下の3種類があります。

①水あり片面焼きグリル
②水無し片面焼きグリル
③水無し両面焼きグリル

水のあり無しというのは、グリルの受け皿に水を入れるか入れないかです。

もし水ありのグリルに水を入れずに魚を焼くと、高温になった魚から染み出た油が、高温の受け皿に落ち煙が発生します。この煙をなるべく減らすために水を入れます。
高温の油で発火するのを防ぐ意味もあります。
水無しのグリルは、水を入れなくても煙を抑える高機能なタイプという事です。

水あり無しのそれぞれのメリット、デメリットは以下の点が挙げられます。

【水あり】
メリット
・水を入れることで、グリル内の温度上昇を防いだり、こびりつきにくくなる
・費用を抑えられる
デメリット
・水を入れる作業と捨てる作業があるので、手間がかかる

【水無し】
メリット
・工程が少なくて済む
デメリット
・水ありのグリルよりも高額

片面焼き、両面焼きというのは、同時に両面焼けるかどうかの違いです。

片面焼きは上部にしかバーナーがないので、魚や肉などを焼く際はひっくり返す必要があります。
一方で両面焼きは上下にバーナーがあるので、効率良く両面を焼くことができ、手間が少ないです。

片面焼きと両面焼きそれぞれのメリット、デメリットをまとめると、以下の通りです。

【片面焼き】
メリット
・費用を抑えられる
・ひっくり返すので、焼網にくっつきにくい
デメリット
・片面ずつひっくり返して焼くため、手間がかかる

【両面焼き】
メリット
・同時に両面焼けるので、効率が良い
デメリット
・ひっくり返す作業がないため、焼網にくっつく可能性がある
・片面焼きのグリルよりも高額

この中で一番コストを抑えられるのは「水あり片面焼き」のグリルです。
どれを選ぶかは、ご自身の使用頻度を判断材料にしてみると良いと思います。
グリルを使う頻度の高い方は、使い勝手の良い水無し両面焼きを選んだり、そもそも魚を焼く機会が少ないという方は、グリル無しを選ぶこともできます。

最近は、掃除に手間がかかるというグリルのイメージを払拭するような進化を遂げています。
例えば、掃除が億劫になる焼網が無くなったり、グリル内に油汚れなどがつかないよう、ダッチオーブンやグリルプレートなどの調理器具も開発されています。

他にもピザが焼けるようなワイドサイズがあったり、オート機能搭載で、グリルに食材を入れるだけで本格料理が出来上がるような製品もあり、手軽に料理を楽しむことができます。

最新のグリルは、昔のイメージとは違うんだ!ということを理解していただけたらと思います。
もしキッチンを交換する機会があった際には、グリルにも注目してみてください!

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