2022.8.18

室内窓を取り付けるメリット・デメリット

こんにちは!

リフォームギャラリーメープルの山本です。

今回は室内窓についてお話していきたいと思います!
室内窓とは、外に面した壁ではなく、室内の間仕切り壁などに設ける窓を指します。

室内空間を仕切ったり、採光・風通しを確保するという機能的な役割から、インテリアのアクセントという役割まで幅広い用途で取り入れているお家も多いです。

室内窓には、大きく分けて2種類のタイプがあります。
それは、開閉ができるかどうか。
開閉できるタイプは開け方にも種類があり、一般的な窓と同じような引き違い窓や、押して上に向かって開けられる突き出し窓、軸を中心に回転させてガラス部分を動かす回転窓など様々です。
もう一方は開閉ができない窓(FIX窓)です。
FIX窓は採光やインテリアの一部として取り付けられます。

では、室内窓にはどんなメリット・デメリットがあるでしょうか。
【メリット】
①空間に開放感が生まれる
壁に囲まれた空間だと圧迫感が出ますが、室内窓が1つあるだけで開放感が出て、広く感じられます。

②採光や通風の確保
お家の間取りによっては日当たりや風通しの悪いお部屋があるかもしれません。
その場合に室内窓を取り入れると、隣接するお部屋から採光や通風を確保することで解決できることがあります。

③コミュニケーションの取りやすいお家になる
室内窓から家族の様子が見えるだけで空間のつながりがゆるやかになり、コミュニケーションが取りやすくなります。
小さいお子さんやご高齢の方がいる環境だと、様子をすぐ確認することができるという面でも有効です。

④インテリアのアクセントに
先程も述べたように、インテリアとして取り入れるのもお家をオシャレにする方法の1つです。
屋外に面する窓ほど強度や性能(断熱性や防犯性)を考慮する必要がないので、形状や素材の自由度が高いです。
窓枠部分とガラス部分それぞれにこだわって、お気に入りのものを取り入れることができます。

【デメリット】
①コストがかかる
ただ壁を設けるよりも、材料費や施工費がかかってしまいます。

②設置可能な場所と不可能な場所がある
お家の中の壁ならどこでも設置可能というわけではありません。
安心・安全な構造を保つために重要な役割を担っている室内壁もあるため、そういった所に設置するのは難しいです。

③プライバシーへの配慮も必要
先程メリットとして挙げたコミュニケーションが取りやすくなるというのは、裏を返すとプライバシーへの配慮も注意が必要ということになります。
室内窓から丸見えなのはちょっと…という場合はガラス部分をすりガラスにしたり、カーテンを取り付けるなどして工夫することでプライバシーへの配慮を行いましょう。

*室内窓の設置を検討する際のポイント*
●設置する目的を明確に!
先程述べたように、室内窓にはいろいろな役割があります。
また、デザインや形状も自由度が高いとお伝えしましたが、まずは室内窓をなぜ設けたいのかを明確にしましょう。
目的を明確にすれば、サイズや設置する高さ、ガラス部分のデザインなどもある程度絞られてくると思います。

●設置場所が邪魔にならないか
設置可能な場所であっても、生活する上で邪魔にならないかも注意が必要です。
例えば、家族の生活動線上に突き出し窓や開き窓が開いた状態であると、ぶつかってしまう危険もあります。
また、窓がある分壁の面積が小さくなり、家具や家電を置く場所も少し制限されてしまうかもしれません。
せっかく取り付けたのに邪魔になってしまうことがないように、設置場所やサイズ、形状を検討することが大切です。

【施工事例】
当社で室内窓を取り入れた事例をご紹介します!
●事例1

外からの光を取り入れて、明るい空間になっています。

●事例2

こちらの室内窓は、上3つが突き出し窓、下3つがFIX窓になっています。
こんな風に異なる窓のタイプを織り交ぜて取り入れることもできます。

●事例3

寝室に室内窓を設置した事例。
デザインもお部屋の雰囲気によく馴染んでいます。

●事例4

壁に囲われた対面キッチンに室内窓を設けることで、開放感がある空間に。
また、正面に設けているため、家族の様子を見ながら料理ができ、コミュニケーションが生まれます。

上手に取り入れれば、暮らしの質が高まるはず!
選択肢が豊富で選ぶのも楽しいので、ぜひ取り入れてみてください!

リフォームギャラリーメープル
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駐車場 :5台あり

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