2018.10.10
尾道市の「まるみデパート」と、町のこと。
こんにちは。
メープルの高橋です。
突然ですが、皆さまは「まるみデパート」をご存知ですか?
尾道市の御調(みつぎ)町にある、レトロで可愛い「デパート」です。
建物は、大正7年に建てられた医院をリノベーションしたものです。既存の建物を生かした店内は雰囲気たっぷり。どこか懐かしく、あたたかい空間が迎えてくれます。
扉にあるフロアガイドが面白いんです。「診察室」は「カフェ」に、「資料室」は「古本・雑貨」売り場に、そして「薬局」は「コスメ・日用品」売り場に…。そして各部屋の入り口プレートも医院風になっています。(許可を得て撮影しております)
お店の方にお話によると、リノベーションを担当してくださった会社さんと話し合い、内装にこだわったとか。お言葉の通り、壁や床、造作の棚まで店内のものすべてが丁寧に作られた場所、という印象でした。トップ写真の食器ケースもオリジナルで作っていただいたそうです。
さて、そんな「まるみデパート」ですが、今回私が興味を引かれたのはコスメ、日用品売り場でした。その名も「もち肌化粧店」。アロマで作ったルームスプレーや、オーガニックコスメを扱うお店です。
棚のレイアウトから商品までみんな可愛い!
そして心にも体にも良さそうな感じがする!
お話してくださった女性店員さんの肌が本当にきれいで、思わず見とれてしまいました^^
写真のルームフレグランスのイラストは、なんとご自身で描かれたそう。作り手のこだわりが素敵です。
尾道には何度か遊びに来ているけれど、こんな場所があったなんて!
あらかじめネットで調べていたのですが、訪れてみると想像以上に魅力的な場所でした。(サイトはこちらのURLからご覧いただけます→http://premarumidept.le-in.net)
実はこの「まるみデパート」、まちづくりカンパニーである「一般社団法人みつぎさいこう」が運営しているんです。
活動コンセプトは『町が「サイコ〜」と言えるように「さいこう」を続けます』というもの。
下線内は、公式サイト(http://mitsugiakiya.jp/saiko)から引用させていただきました。
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『再考・再興』
時代の流れと共に町も変化しています。「昔は良かった」ではなく、時代の変化に合わせて「いま・これから」の町を考えることが大切だと思っています。「町おこし」の捉え方も時代と共に変化しています。経済発展ばかりに捕われるのではなく、この町ならではの「豊かさ」を知り、それを最大限に活かした町をつくっていきます。
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『この町ならではの「豊かさ」』という言葉にはっとさせられます。
福山市に越してきて半年が経った私ですが、周囲の人からよくいただく質問に「地元と比べてどう?」というものがあります。「退屈したことがない」と、いつもお答えさせていただいています。
福山に来てから地元にも負けないくらい美味しいもの、心地いい場所、楽しいイベント、魅力的な人たちに出会いました。都会だから、田舎だから、という言葉では推し量れないものが、どんな町にもあるということだと思います。
福山ならではの「豊かさ」をメープルからもご紹介していきますので、これからもどうぞご覧ください。
ちなみに、メープルでもリノベーションは請け負っております!
ご興味のある方はぜひご相談ください。
スタッフ一同お待ちしております^^