2018.11.5
ヒートショック現象に気をつけよう!!
みなさま、こんにちは!!
リフォームギャラリーメープルの大原です。
早速ですが、「ヒートショック現象」をご存知ですか?
ヒートショック現象とは、急な温度変化により、体が悪影響を受けることを言います。暖かいリビングから、寒い脱衣所や浴室に移動した際、温度変化のため血圧が急変し、脳卒中や心筋梗塞を引き起こすおそれがあります!
東京都健康長寿医療センター研究所の報告によると、ヒートショックによる入浴中の急激な血圧変動で、年間1万7,000人が入浴中に急死しているそうです。なんと、交通事故死者数(4117人 平成27年調べ)よりも多いんです!!
寒くなってくるこの時期、浴室の床暖房リフォームを希望されるお客様も多いです。
そこで、ヒートショック対策について書いていきたいと思います!
【浴室でのヒートショック対策法】
①脱衣所・浴室内を暖めてから入浴する
普段過ごす部屋と、脱衣所・浴室の温度差をなくすことで、体に与える影響を軽減します。
浴室暖房機がない場合は、シャワーで熱めのお湯を高い位置から出し、蒸気を発生させて浴室内を暖めましょう。浴槽に熱めのお湯を溜め、入浴までの間フタを開けて少し置いておくことでも暖められます。
②負担がかかりにくい入浴法を実践する
熱すぎるお湯は、血圧の急激変動の原因になります。
38~40℃くらいの温度で、まずはかけ湯をしましょう。
また、できるだけ寒暖差が激しくない日没前の入浴を心がけましょう。
③入浴前後の冷えを防ぐ
肌着は一度、あたためた浴室内に入ってから脱ぐと、寒さを防ぐことができます。
また、入浴後もすぐ服を着られるよう、脱衣所に準備しておくと良いでしょう。
いかがですか?
これから本格的な冬に向け、さらに冷えが厳しくなってきます。
知識を身につけることで、危険から身を守る対策をしっかりしていきましょう!!