2020.12.2
サッシ交換する際に知っておきたいこと
皆さま、こんばんは!
リフォームギャラリーメープルの宇張前(うちょうまえ)です。
今回は冬場はもちろん、夏場も活躍するサッシ交換について、ご紹介していきます。
窓リフォームの一つにサッシの交換があります。窓ガラスと同じく、サッシを交換すると住まいがより快適に機能的に生まれ変わります。サッシの種類や交換方法、実際にサッシの交換をする際気を付けていただきたいことがございます。
サッシの交換は、不具合がある場合にはもちろん必要ですが、住宅の機能を向上させたい場合にも有効です。そしてサッシと一緒に機能ガラスなどを取付けると
さらに住宅の機能が向上し、より快適に過ごすことができるようになります。
これは、この時期の冬場だけでなく、夏場も非常にかかわってくると思います。
なので、一年通しても無駄のないリフォームと言えると思います。
そんなサッシには、種類が4種類あります。
それぞれご紹介していきます。
・木製
木製サッシは、ナチュラルな温かい雰囲気が魅力で、木そのものの素材感などを
楽しみたいという方にはおすすめですが、他のサッシに比べるとコストはやや高めになります。 最近では耐久性を高めるために充分に乾燥させた木材や、特殊な加工を施した木材も採用されています。
・樹脂製
樹脂製サッシは、夏は室外から入り込む熱を遮って室内の温度上昇を押さえ、
冬は室内の暖まった空気を室外に逃がさないという断熱性に優れたサッシです。
そのため夏は涼しく冬は暖かく過ごすことができるので、冷暖房の使用を抑え、
省エネ効果も期待できます。
・アルミ製
アルミ製サッシは、強度があり耐候性や耐久性にも優れている他、軽量で開閉の操作がしやすいという特徴があります。 しかし、他のサッシに比べると熱伝導率が高く断熱性に劣ります。また汚れが付着したらこまめに掃除するなどのメンテナンスが
必要です。
・複合製(アルミ製+樹脂製・アルミ製+木製)
複合製サッシは「複合サッシ」と呼ばれ、室外と室内にそれぞれ異なる素材を採用し、その二つの素材を組み合わせて作られたサッシです。 例えばアルミ製と樹脂製を組み合わせたものや、アルミ製と木製を組み合わせたものがあります。
以上が、サッシの種類になります。
続いて窓のリフォームの施工方法についてです。
窓のリフォームには、特に「カバー工法」「内窓(二重窓)の取付け」2つの施工方法が挙げられます。
・カバー工法
「カバー工法」は既存のサッシの上に新しいサッシを取付ける工法です。従来の「引き抜き工法」のように壁や床を取り壊すことなく、サッシの取り付けが可能なので施工も簡単です。そして騒音が発生する心配もありません。
比較的簡単な工事で取付けができるカバー工法ですが、注意点しておきたい点がいくつかあります。それは新しく取り付けた窓が既存の窓よりもひとまわり小さい窓になってしまうということです。
またマンションでカバー工法を行う際には、窓サッシの部分はマンションの共用部分にあたるため、管理組合の承認を得てから工事を行う必要があります。
・内窓(二重窓)の取付け
「内窓(二重窓)の取付け」は、既存の窓の内側に新しい窓を取付ける工法です。
複合サッシと、「複層ガラス」といった機能ガラスを組み合わせた内窓にすることで遮熱効果や断熱効果が得られ、快適で機能的な住まいに生まれ変わります。
その他にも「強化ガラス」や「合わせガラス」といったガラスを組み合わせることもできるので、目的に合わせて各ご家庭に必要な機能を持つガラスを組み合わせると良いでしょう。
またカバー工法同様、マンションで内窓(二重窓)の取付けを行う場合は、専有部分になるので自由に工事が可能ですが、管理組合には届け出ておきましょう。
サッシの交換は手軽に行うことができる窓リフォームです。 サッシの素材も様々で素材によって見た目や性能などにも違いがありますが、サッシと一緒に機能ガラスを組み合わせると住宅の機能をより向上させることもできます。
窓リフォームは、各ご家庭に必要な機能を満たす住宅にすることが可能ですので、もっと快適に生活したいと希望されている方は、窓リフォームを検討されてみてはいかがでしょうか。
スタッフ一同、心よりお待ちしております。
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