2021.4.19

ユニバーサルデザインとは??

皆さんこんにちは!
リフォームギャラリーメープルの石園です。

皆さんは、「ユニバーサルデザイン」という言葉を聞いたことが有りますか?

「バリアフリー」の方が良く使われる言葉だと思いますが、「バリアフリー」の直訳は「障壁の除去」であり、
高齢の方や障がいを持っている方が社会生活を送るうえで障壁となるものを取り除くことを目的としています。

「ユニバーサルデザイン」は「バリアフリー」と違い、
「バリアを除去するのでは無く、最初からできるだけ多くの人が利用可能であるデザインにすること」が基本的な考え方となっています。
「バリアフリー」がその対象を限定しているのに対して、怪我をして一時的に車椅子に乗る人や、子育てのために一定期間ベビーカーを利用している人など、
障害の有無・年齢・性別・国籍の違い等関係なく、様々な人を対象にしているのが「ユニバーサルデザイン」です。

「建築は誰もが使えなければおかしい。」
これがユニバーサルデザインを最初に提唱したロナルド・メイスの原点だったそうで、とても素敵な考え方だなぁと思っています。
今では、その考え方は建築だけに留まらず様々なところに採用されています。

ノンステップバスやピクトグラム(標識)は、東京オリンピック・パラリンピックに関するニュース等で耳にした方も多いと思います。
その他にもシャンプーボトルの突起や、幅の広い改札口、取り出し口が高い位置にある自動販売機等も、ユニバーサルデザインだと言えます。

建物に関わる事だと、自動ドアやシャワートイレ、スロープ等がユニバーサルデザインです。
また、タッチレス水栓は握力の弱い人や手に障害がある人も無理なく利用する事ができ、蛇口に触れずに手を洗えるので衛生的。
特に公共のトイレでは感染症予防にも効果的で、まさに「誰もが快適に使える」というユニバーサルデザインのコンセプトそのものだと思います。

更に、照明スイッチやコンセントの取付高さも、この考え方により少し変わってきました。
今まではスイッチは床から110cm~120cm程度が標準とされてきましたが、子どもや高齢の方、車いすの方が使いやすい高さは、ちょっと低めの90~100cm程度と言われています。

ドアノブも「使いやすい・握りやすい高さの90cm程度」が標準になっている事を考えると、120cm程度は、「使いやすい高さ」と言うよりは「目に入りやすい高さ」かなと思います。
照明を器具に付いている紐では無く、壁に付けたスイッチで点灯させ始めた当時は、壁のスイッチは「押し易い」より「目に入り易い」事が重要だったのでしょう。
しかし今では壁付スイッチは当たり前なので目立つ必要は無く、逆に通常の目線から外れる事で部屋をすっきりと見せてくれる効果もあります。

また、コンセントは床から25cm程度が多いと思いますが、プラグの着脱回数の多い掃除機用のコンセントは、あまり屈まなくても使える様、40cm程度が使いやすいと言われています。

しかし、ユニバーサルデザインの考え方により変わってきた「使いやすい高さ」も、センサー付照明やIoTの普及により、そもそも近い将来「スイッチを押す」という行為が殆ど無くなる可能性も。

時代のニーズや技術の進歩によって「最適」な形は変わっていきますが、
ユニバーサルデザインの「みんなが使いやすいデザイン」と言うコンセプトは変わらず大切にしていきたいと思います。

もし、「生活スタイルが変わって、使い辛いな‥‥」など思う事が有りましたら、いつでもご相談下さいね!

リフォームギャラリーメープル
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駐車場 :5台あり

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