2021.7.9

ウィンドウトリートメントで心地よい室内づくり

こんにちは!

リフォームギャラリーメープルの山本です。

ここ数日、雨が降ったり止んだりで、予測できない天気に惑わされますね。
今日も午前中は雨量が非常に多い天気でした。
道路がすべりやすくなっているかと思いますので、車の運転には十分ご注意ください。

さて、皆さんは「ウィンドウトリートメント」という言葉を聞いたことがありますか?

建築ではよく出てくる言葉なのですが、意味としては「窓まわりの装飾」です。
馴染みのあるものでいうと「カーテン」がウィンドウトリートメントの1種です。
その他にブラインドやロールスクリーンなどもウィンドウトリートメントに当てはまります。
ウィンドウトリートメントは種類によって、デザインだけでなく機能も様々です。

窓はお家に必ずあるものですよね。
だからこそ、機能やデザインにこだわると、お家の快適性やオシャレ度がグッと上がるはず!
今回は、そんなウィンドウトリートメントの種類や特徴をご紹介していきます!

【カーテン】

ウィンドウトリートメントの代表と言っても間違いない、広く使われている窓インテリアです。
カーテンは厚地の「ドレープカーテン」と薄地の「レースカーテン」に分かれています。
皆さんのご自宅にもつけられていると思いますが、どちらも以下の役割を担っています。
・遮熱、断熱
・外からの視線を遮る


▲ドレープカーテン


▲レースカーテン

ドレープカーテンとレースカーテンの違いは、「自然光を適度に取り入れられるかどうか」と「中から外の様子を見ることができるか」です。
遮熱、断熱性、プライバシーを守るという点では、もちろんドレープカーテンの方が優れていますが、逆に言うと、ドレープカーテンを閉めてしまうと家の中が真っ暗になり、内部から外の様子を見ることができません。
日中は適度な自然光を入れて明るく開放的にした方が気持ち良いですよね。
そのために、日中はレースカーテンを使用した方が快適に過ごせます。
外からの視線という点も、レースカーテンも内部から外の様子を見ることはできますが、外部から内部の様子は見えにくい作りになっているので、レースカーテンでも日中は安心です。

生地や柄も種類が豊富で、洗濯可能な製品もあるので、お手入れのしやすさもメリットとして挙げられます。

【ロールスクリーン】

布製の生地を上下に巻きあげて開閉します。
窓辺だけでなく、部屋の仕切りや収納の扉代わりに使われることもあります。
閉めていても開けていても凹凸がないので、スッキリとした印象になります。
ただ、巻き取るタイプで開閉するので、厚手の生地は選ぶことができません。
また、サイズに制限があり、大きい窓には対応できない場合もあります。
大きい窓にロールスクリーンを設置するとなると、2枚並べての設置などになりますが、そうした場合、間に隙間ができてしまい、外部からの視線が気になってしまうこともあります。

【横型ブラインド】

羽根が特殊なフィルムになっており、直射日光を均等に拡散しスラット面全体で発光するため、太陽光を柔らかい光に変換して室内に取り入れることができます。
スラットの角度を調整することで、暗すぎず明るすぎず快適な光を室内に取り入れられます。

【縦型ブラインド】

別名「バーチカルブラインド」とも呼ばれます。
一枚一枚独立した羽根が左右に開閉します。
オフィスで使われているイメージを持たれる方もいらっしゃると思いますが、住宅に使用すると、高級感が出てモダンな雰囲気を演出できます。

【プリーツスクリーン】

その名の通り、スクリーンをプリーツ状にしたもので、生地を折りたたむように上下に開閉する窓インテリアです。
和スタイルの生地や柄なども豊富なため、和室との相性もバッチリ!
プリーツスクリーンには「シングルタイプ」と「ツインタイプ」があります。
「シングルタイプ」は、一枚の生地を開閉するものです。

▲TOSO「プリーツスクリーン_漉き込み_雲竜_しおり25_コードタイプ_TP-3061_木目ライト」シングルタイプ

しかし、採光のために生地を上に上げてしまうと、外から見える状態になってしまい、防犯面が気になるという方もいらっしゃると思います。
それを解消したのが、「ツインタイプ」です。


▲TOSO「コルトシークル_しおり25」ツインタイプ

ツインタイプは、2枚の透け感が異なる生地を上下に組み合わせることで、外からの視線を遮りながら、光を優しく取り込むことができます。
生地の組み合わせ方は「上:シースルー 下:不透明」と「上:不透明 下:シースルー」の2パターンがあります。
どちらを選ぶかは、お住まいの環境によって異なります。
例えば、お家の周辺に高層ビルやマンションなどの高い建物が多い場合は、上部が不透明で下がシースルーの組み合わせにした方が、プライバシー面で安心です。

【ローマンシェード】

ローマンシェードとは、カーテンの生地を紐で引くことで、生地が上下するで窓インテリアです。
主にカーテンが設置しにくい縦長の窓や小窓に利用されることが多いですが、最近では通常カーテンをつけるような大きな窓にもつける方が多いです。
ローマンシェードには、開き方に様々なタイプがあります。
・プレーンシェード
フラットな布をやわらかく水平に上下させる、オーソドックスなタイプです。

・シャープシェード
生地の裏側に等間隔に入れた横の細長いバーにより、すっきりとした美しいひだをとりながらスマートにたたみ上げるスタイルです。

▲TOSO「ローマンシェード_シャープスタイル」

・ベビースワンシェード
スリット窓に対応した、上げると中央部分がたくし上げられるタイプです。
柔らかく可愛らしい印象に仕上げられます。

・ピーコックシェード
シェードを上げた時に、裾が丸く扇のように半円形になるタイプです。

・バルーンシェード
シェードを上げると、裾が風船のように上がっていくタイプです。
出窓との相性が良く、高級感を持たせることができます。

・オーストリアンシェード
バルーンシェードにデザインを加えたのもで、縦・横方向にヒダをたっぷりと取って、表面が鱗のように波だっているのが特徴です。
大きい窓にオススメで、ホテルのロビーやレストランにもよく使われています。

また、ローマンシェードにもシングルタイプとダブルタイプがあります。
文字通り、シングルタイプはシェードが一枚吊るされており、ダブルタイプは2枚のシェードが吊るされています。
ダブルタイプは、透け感の異なる生地2種類を使うことで、カーテンと同じように調光ができます。

以上がウィンドウトリートメントの紹介です。
少し長くなってしまいましたが、たくさん種類があるんだな~と思ってくだされば幸いです(*^_^*)
今後も新しい商品が出てくるかもしれませんね♪

ウィンドウトリートメントの種類を知っておくと、ご自宅のインテリアの幅も広がると思います。
ぜひ、参考にしてみてください!

リフォームギャラリーメープル
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駐車場 :5台あり

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