2021.7.31
コンセントの電気火災にご注意!
こんにちは!
リフォームギャラリーメープルの山本です。
東京オリンピックが開催されていますね。
開会式をテレビで見ましたが、日本独自の文化が取り入れられていて、ワクワクするような素敵な式でした。
日本は既に金メダルをたくさん獲得しており、今後の競技も楽しみです。
新型コロナウィルスの影響も大きく、選手の皆さんも大変だとは思いますが、オリンピックに向けて力を注いできた方たちを引き続き応援していこうと思います!
さて、そんなオリンピックはご自宅のテレビで見られている方も多いと思いますが、テレビを繋いでいるコンセントに異常はないですか?
時々、ニュースなどでもコンセントからの発火による火災事故を見かけますが、年間で発生する火災のうち電気火災の割合は年々増えており、その中でもコンセント・プラグが発生源の火災は圧倒的に多くなってきています。
普段、何気なく使用しているコンセントですが、間違った使い方をすると、一般住宅でも火災につながることが十分にあり得ます。
そこで今回は、コンセントやプラグからの発火による火災事故を未然に防ぐための対策についてご紹介していきます!
まずは、今現在ご自宅にあるコンセントが、下記のような状態になっていないかチェックしてみましょう。
【セルフチェック】
①コンセントやプラグにホコリが溜まったまま使用していないか
長い間差し込んだままになっているコンセントとプラグの間にホコリがたまり、そこに水気が加わると微小の電流が流れるようになり、火花放電が繰り返され、やがて発火する「トラッキング現象」が発生する原因となります。
洗濯機や冷蔵庫など長い間プラグを差し込んだまま使っている家電製品があり、なおかつ水気の多いキッチンや洗面室などで起こりやすいので注意が必要です。
②たこ足配線で使用していないか
ご家庭で使用する家電製品やOA機器が増え、コンセントの数が足りずに「たこ足配線」をしてしまう方も多いと思います。
しかしたこ足配線にしたからと言って、コンセントの容量が増えることはありません。
よって1ヵ所のコンセントの容量を超える電気器具をつないで使用してしまうと、コンセントが過熱して火災につながる可能性があります。
③変形・変色したプラグを使用していないか
何度も抜き差ししたり、何かの拍子に踏んでしまったりすると、プラグが変形してしまうことがあります。
また、プラグの銅の部分が経年によって錆びてしまったり、コンセントへ差しっぱなしにすると変色してしまうことがあります。
このような変形・変色が見られたまま使用した場合も、発火する可能性があります。
④経年劣化で抜き差しがゆるくなったまま使用していないか
コンセントや延長コードの電源タップは、経年によってプラグをキャッチして挟み込むバネの力が弱まってしまいます。
そうなるとコンセントとプラグの接触面が小さくなってしまうにも関わらず、そこへ通常通りの電気を流そうとするため、負荷がかかって発熱する可能性があります。
上記のような状態で使用している場合は、早急に対策を取りましょう!
では具体的にどんな対策方法があるのでしょうか?
【対策】
①コンセントやプラグにホコリが溜まったまま
⇒すぐにホコリを取り除く
コンセントを抜いて、乾拭きするようにしましょう。水拭きはコンセントやプラグに水分がついてしまうので、避けた方が良いです。
ハンディーワイパーやマイクロクロスのようなホコリを吸着してくれる道具で拭き取るのがオススメです。
また、ホコリが入るのを未然防止する方法として、コンセントにキャップをつけることもできます。
⇒トラッキング現象を防止する商品を使用する
絶縁体がプラグの刃についた商品もあるので、そちらを使用するのも安心です。
プラグの刃の根元の部分を見ると、黒い帯状の絶縁スリーブを確認できます。
②たこ足配線
⇒節電タップを活用する
タコ足配線に替わる便利アイテムとして、「節電タップ」があります。
電源タップの差込口にスイッチがついていて、使用しない機器への電気を止めることができます。市販でも売られているので、手軽に手に入ります。
⇒使用する場所を分散させる
どうしてもその場所のコンセントでないといけないというものだけに絞り、他の場所でも大丈夫なものは移動させましょう。
例えば、炊飯器、ポット、電気オーブンを同時に使う場合、ポットはリビングのコンセントを使用するなど、少し工夫するだけで危険を回避できます。
⇒コンセントを増設する
コンセントを増設してしまえば、見た目もスッキリします。
工事が必要ですが、約1日で終わることがほとんどなので、手軽にできます。
③④変形・変色したまま、抜き差しがゆるいまま
⇒コンセントやプラグの交換をしましょう。
またプラグの変形、変色やコードの断線防止のため、抜き差しする際はプラグを持つようにしたり、コンセントにつないで使用する際はコードを束ねないようにしたりといった正しい使い方をすることが大切です。
コンセントやプラグも、メンテナンスや修理を怠ると、大きな事故につながります。
お掃除の際など定期的に確認して、事故を防止しましょう。
もし破損したコンセントを見つけた場合や専用回路を取り付けたい場合などは、必ず専門の業者さんへ頼むようにしてください!
メープルでもそのような工事を承っております。
ぜひお気軽にご相談ください!
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