2021.8.25
二世帯住宅のメリット、デメリット
こんにちは!
リフォームギャラリーメープルの山本です。
さて今回は、二世帯住宅について、ご紹介していきます!
二世帯住宅とは、親の世帯とその子どもの世帯が同居することを考慮して作られたお家のことです。
新築はもちろん、親が住んでいる戸建てのお家を二世帯住宅にリフォームすることも可能です。
リフォームの場合だと、新たに土地を購入する必要がないので、新築よりも費用が抑えられるのがメリットです。
では、二世帯住宅にすることで、どんなメリット・デメリットがあるでしょうか?
【メリット】
・日常生活で協力できる
親世帯が介護が必要な場合、子世帯がサポートすることができます。
逆に、子世帯が共働きで小さなお子様を一人で留守番させるのは不安だという場合、親御さんに面倒を見てもらうことができます。
お孫さんとの時間が多いと、親世帯には嬉しいかもしれませんね。
・経済面の負担を軽減できる
単独世帯よりも、二世帯でまとめた方が住居費や電気代、水道代などの生活費もお互いに協力できるので、負担を軽減することができます。
【デメリット】
・プライバシーの確保が難しい
共有部分が多いと、コミュニケーションを取れる機会は多いですが、気を遣う場面も増え、自分の空間や時間を確保することが難しくなることもあります。
・価値観の違いによるストレス
親世帯、子世帯それぞれの生活スタイルや価値観があります。
お子様の教育方針や料理の味付けなど何気ないことでもちょっとしたズレが生じると、ストレスになることもあります。
デメリットに関しては、二世帯住宅にする前に十分話し合い、譲歩できることなどを明確にすることが大切です。
二世帯住宅と聞くと、キッチンやお風呂、リビングは共有というイメージを持たれる方が多いかもしれませんが、様々なタイプの住居があります。
【完全同居型】
通常の一戸建て住宅に二世帯が住むタイプです。
玄関からキッチンやお風呂といった住宅設備まですべて共有となります。
このタイプは建築費用を抑えることができ、将来一世帯となった場合にも対応しやすいです。
しかし、先程デメリットとして挙げたプライバシーの確保が難しいのが、特にこのタイプの住居だと思います。
【部分共有型】
玄関など一部分は共有しますが、リビング、キッチン、浴室などは世帯ごとにそれぞれ設けるタイプです。
1階部分を親世帯、2階部分を子世帯が使用するケースが多く、一緒に生活しながらも、ある程度はプライバシーを確保できます。
お互いの生活スタイルや価値観の尊重と程よい助け合いを両立できるのがポイントです。
どこまでを共有するかで世帯間の距離感も変わってくるので、そこを明確にする
必要があります。
【完全分離型】
玄関を2つ設置して、内部の設備やリビングなどの部屋もそれぞれの世帯で設けることで、親世帯と子世帯が独立したタイプです。
普段の生活空間は完全に分け、困った時にはすぐに助け合える、同じマンションの隣同士で生活するイメージです。
これなら、プライバシーが確保しやすく、生活スタイルが全く違っても問題ありません。
ただ、住宅設備等をすべて二世帯分用意しなければないないので、建築費用が高くなってしまいます。
このように、二世帯住宅には複数の間取りがあり、住む人みんなが快適に暮らせるようにするためには、ご自身の状況に最適なものを選ぶ必要があります。
そのためにはお互いの世帯の生活スタイルなどを共有し、しっかり話し合うことが大切ですね。
二世帯住宅を検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください!
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