2021.9.8

いくつ知っていますか?お家の部位の名称Vol.3

こんにちは!

リフォームギャラリーメープルの山本です。

「いくつ知っていますか?お家の部位の名称Vol.1」
「いくつ知っていますか?お家の部位の名称Vol.2」

一昨日からご紹介している、お家に見られるアレやコレの名称。
今回は一般的な木造住宅の外観で見られるものの名前を紹介していきます!

【棟(むね)】

勾配のある屋根の頂点となる箇所です。
主棟(しゅむね)、大棟(おおむね)とも呼ばれます。

【庇(ひさし)】

外壁に取り付けられた、片流れの屋根状の突出部。建物全体の屋根とは別に取り付けられます。
窓などの開口部の上に取り付ける小さな屋根は「霧除け(きりよけ)」と呼ばれます。

【軒(のき)】

外壁や窓、玄関などよりも外側に出っ張って突き出ている部分です。
雨や日差しから建物を守ってくれる役割があるため、軒が無いと、雨漏りのリスクも高まります。
軒の先端部分を「軒先」、軒を下から見た屋根の裏側になる部分を「軒天井(のきてんじょう)」と言います。

【妻側(つまがわ)・平側(ひらがわ)】

建物の方向を指す名称です。
妻側は棟の先端部分が来る方向を指し、平側は、棟に平行した側面で、屋根の勾配が流れる方向を指します。

【破風(はふ)・鼻隠し(はなかくし)】

どちらも、軒先の断面を指し、板で覆うことで防風、防水等の役割を果たします。
妻側に取り付けられるのが破風で、平側に取り付けるのが鼻隠しと区別されます。
鼻隠しの方にだけ雨樋が取り付けられます。

【水切り(みずきり)】

その名の通り、水を切る、雨水の浸入を防ぐための板金です。
屋根と外壁の接合部分や土台と基礎コンクリートの間の隙間部分、窓下などに取り付けられます。

【幕板(まくいた)】

1階部分と2階部分の間の境界的な役割で取り付けられている横長の板を指します。
家具と天井の間を埋めたりと、他の箇所に使われる場合も「幕板」と呼ぶことがあります。

【矢切(やぎり)】

三角屋根のお家の、屋根と外壁の間の三角形の部分です。
ここは雨水が当たりくい場所のため、換気口を取り付けることが多いです。

外壁は特に聞き慣れない言葉が多いのではないでしょうか。
名称がたくさんあるということは、お家はそれだけたくさんの建材で構成されているということですね!
それぞれが安心して住めるお家にするための大切な役割を担っています。
覚えておくとためになるはず!ぜひ参考にしてくださいね!

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