2021.11.18
インナーテラス、インナーバルコニーのある暮らし
こんにちは!
リフォームギャラリーメープルの山本です。
皆さんは「インナーテラス」や「インナーバルコニー」という言葉を聞いたことがありますか?
「インナーテラス」とは、1階のお部屋の中に作られる屋根つきのテラスを指し、「インナーバルコニー」は2階以上のお部屋の中に作られる屋根つきのバルコニーを指します。
最近の新築住宅で見かける機会も多く、人気が出てきています。
一般的なテラスやバルコニーもステキですが、雨が降った時や真夏、真冬時の活用が難しかったり、プライバシーの面が気になったりと、お悩みを持たれている方もいらっしゃいます。
そんなお悩みを解決してくれるのが、この「インナーテラス」「インナーバルコニー」です。
では、具体的にどんなメリット、デメリットがあるのか?どんな活用方法があるのか?をご紹介していきます!
【メリット】
まずは、メリットから。
①天候に左右されずに洗濯物が干せる
これは先程述べたように、インナーテラスやインナーバルコニーは屋根があり、壁に囲まれた空間なので、雨が降っていても、洗濯物を乾かすことができます。
また、室内に干せば、花粉やPM2.5などを衣類に付着させずに済むのもメリットです。
②断熱性、防音性がアップすることもある
インナーテラスやインナーバルコニーと隣接する部屋との間に窓や扉を設置すれば、開口部が二重になるので、隣接する部屋の断熱性や防音性がアップします。
③防犯性アップ
一般的なベランダやバルコニーは外部から侵入されやすいと心配される方も多くいらっしゃいます。
しかし、インナーバルコニーは屋外に窓が面しており足がかりがないため、侵入が難しくなり、防犯性がアップします。
【デメリット】
①コストがかかる
屋根がついたり、内装費用がかかる分、施工費用が高くなります。
②固定資産税がかかる
固定資産税の計算をする際は、建物の延べ床面積(すべての階層の床面積を合計したもの)を利用しますが、建物の外部に設けられたテラスやバルコニーは外壁面からの出幅が2m以下の部分は延べ床面積には含まれません。
一方で、壁や柱、屋根を持っているスペースであるインナーテラスやインナーバルコニーは建物面積の一部とみなされるため、この部分にも固定資産税はかかります。
【活用方法】
・室内ガーデニング
洗濯物同様、天候に左右される心配がありません。インナーテラスやインナーバルコニーは日当たりの良い所に作られる方が多いと思うので、植物も快適。
屋内でありながら、日当たりがしっかり確保されていれば、野菜づくりなどもできるかもしれません!
・バーベキュー
室内でありながら、風通しが良いため、においがこもらず楽しくバーベキューができます。
外ですると虫が寄ってきたり、急に雨が降った際の対応が大変だったりしますが、インナーテラスやインナーバルコニーはその問題が解消できます。
リビングに続く場所であれば、準備や片付けもラクですね。
・リビングの延長として
窓際にソファを置いて、日向ぼっこができるスペースとして活用するのもアリ!
ハンモックを設置して、まるでリゾートのような気分をお家で味わうのもステキですよね。
インナーテラスやインナーバルコニーの活用方法は無限大!
生活スタイルに合わせて広さや設置場所を工夫すれば、より豊かな生活になるはずです。
理想のお家づくりに、ぜひ参考にしてみてください!
リフォームギャラリーメープル
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