2021.11.25
建築にまつわることわざ
こんにちは!
リフォームギャラリーメープルの山本です。
突然ですが、皆さんはことわざをいくつご存知ですか?
「犬も歩けば棒に当たる」「二階から目薬」などなど
なかなか使う機会は無いものの、聞いたことがあるものがたくさんあると思います。
そんなことわざの中には、建築にまつわるものもありますが、皆さんはパッと思い浮かぶでしょうか?
「釘を刺す」「壁に耳あり障子に目あり」…考えてみると、建築にまつわるものが多いかも?
そこで今回は、実はこんなにあった!建築にまつわることわざをその意味とともにご紹介していきます!
本当にたくさんあるので、あまり聞き馴染みの無いと思われるものを抜粋してご紹介します!
【うだつが上がらない】
このことわざ自体を聞いたことがある方はたくさんいらっしゃると思いますが、「うだつ」というものが何を指すか、分かりますか?
「うだつ」とは、本来は梁から屋根裏にむかって立てる小さい柱を指していましたが、やがて隣家との間に張り出した、小さな防火壁を「うだつ」と呼ぶようになりました。
そこからだんだんと装飾的な意味合いが強くなり、財力を誇示するためのものとなりました。
ここから、財力がない、生活力がない、というようなことを「うだつが上がらない」と表現するようになりました。
【畳の上の水練】
畳の上で水泳の練習をやっても仕方がないことから転じて、理屈ばかりで訓練が足りず、役に立たないことを言います。
【豆腐にかすがい】
「かすがい」とは、木材と木材をつなげるために打ち込む、両端の曲がった大釘です。
豆腐にかすがいを打ち込んでも意味の無いことから、手ごたえや効き目がまったく無いことを表します。
【鑿(のみ)と言えば槌(つち)】
「鑿(のみ)」とは、木材、石材、金属等に穴を穿ったり溝を刻んだりするのに用いる道具のことで、「槌(つち)」とは、物を打ちつけたり潰したりする道具です。
鑿を取って欲しいと言われれば、鑿を打つのに必要な槌も一緒に持ってくきてくれるほど、あらゆる事に関して、細かいところまで心がゆきとどくことを例えたものです。
【大工の掘っ建て】
人のために立派な家を建てる大工が、自分は粗末な掘っ建て小屋に住んでいる様子から、他人の世話ばかりしていて、自分のことに無関心であったり、手が回らなかったりすることを例えたことわざです。
【軒を貸して母屋取られる】
「庇(ひさし)を貸して母屋を取られる」とも言います。
軒先だけを貸したつもりが、いつの間にか家全体を取られることから、うっかり一部を貸したために、主要なところまで取られてしまうことをいい、貸した恩義を仇(あだ)で返されることに例えたことわざです。
他にももっとたくさんあるので全部ご紹介したいですが、長くなってしまうので、今回はここまでにしておきます!
私自身もブログを書きながら勉強になりました♪
興味を持って頂けた方は、ぜひお時間がある時に調べてみてください!
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