2021.12.7

お家のメンテナンス

こんにちは!

リフォームギャラリーメープルの苫米地(とまべち)です。

 

今回、お家のメンテナンスについてお話します。

その前に、これから出るワード「耐久年数」「耐用年数」の違いをご説明します。

言葉は似てますが、意味が変わりますので覚えておくと便利かもしれません。

 

耐久年数・・・メーカーなどが想定した通常の使用方法にて、問題なく使用できる年数の目安として提示されている期間になります。

 

耐用年数・・・減価償却資産の予定される効果をあげることができる年数。

減価償却資産が利用に耐える年数をいい、「減価償却資産の耐用年数等に関する省令 」で定められています。

 

日本の建築技術は高く、その環境に合わせた施工方法、建築材料の性能も上がっているので、耐久性や耐候性も良くなっていると思います。

 

しかしながら近年は、地震以外にも豪雨も多く、その規模が想像を超えてくることも少なくありません。

四季によって自然災害だけでなく、春~秋にかけては白蟻の動きが多くなります。

お家を暑さ・寒さ・雨・風・雪・紫外線などの環境変化や災害から日々守る為、冒頭でお話した建築材の性能が上がっているとは言え、経年劣化はどうしても避けられません。

 

計画的にメンテナンスすることは、未然に対処できることが多い為、お家を長く保つにはとても有効的となります。

これは、材料や工法、環境により耐久年数も変わってきますが、一つの目安として覚えて置くとメンテナンス時期に役立つかと思います。

 

(耐用年数)

1、屋根材(15年~50年)

2、外壁塗料(5年~20年)

3、サイデイング(15年~30年)

4、シーリング(7~10年)

5,設備機器(10年~25年)

6、内部建具仕上材(15~25年)

 

ただ、自分で劣化しつつあるという判断は難しいかもしれませんので、一つのメンテナンス計画の目安として、参考にしてください。

耐用年数の期間はありますが、材料そのものは保っていても、災害等での雨漏りなどから悪化することもありますので、プロに建物診断してもらい、劣化状況を早く知ることでリスク軽減が出来ます。

それがお家を長く保てることに繋がります。

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。

次回もブログお楽しみに。

 

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