
塗り壁材の魅力を知ろう!
こんにちは!
リフォームギャラリーメープルの山本です。
皆さんは「塗り壁」と言われてどんなものを想像しますか?
現代は壁紙が主流になっていますが、シンプルで上質な雰囲気を好む方も多く、塗り壁の人気も衰えていません。
塗り壁にもいくつか種類があり、なかなか区別が分からないという方もいらっしゃると思うので、今回は塗り壁の特徴などをご紹介していきます!
【土壁】
その名の通り、土で作られた塗り壁材です。
すべて自然素材でできているので、環境や人に優しい壁材という特徴があります。
仕上がりは混ぜる土の成分や混ぜ具合などによって、ザラっとした触り心地のものもあれば、磨かれてツルっとした触り心地のものまでさまざまな色や質感を表現できます。
土なので耐火性に優れているほか、断熱効果、調湿効果や消臭効果、防音効果など多くの機能を備えています。
【砂壁】
色砂を糊で練った壁材です。
なめらかな仕上がりが特徴で、和室にはもちろん、洋室にも合うことも。
調湿効果や防火効果を持っています。
しかし、劣化が進むと砂や粉が落ちたり、衝撃に弱いため、物をぶつけたりすると砂がはがれる可能性があります。
【漆喰壁】
漆喰は、消石灰に砂と糊、ひび割れを防ぐための麻スサ(繊維くず)などを加えて水で練り上げた壁材です。
お城の壁など格式の高い建物にも昔から使われていた壁材です。
漆喰の塗り壁材は、自然の力で徐々に硬くなっていく性質があるため、年数が進むほど耐久性が増します。
調湿効果、断熱効果、防火効果はもちろん、強アルカリ性ということもありカビ・ダニの発生を防ぎます。
ただ、目や肌に触れるとトラブルが生じるので自分でDIYするなら注意が必要です。
以前にも度々ご紹介させていただいている「ヒッキーウォール」という塗り壁材は漆喰に樹脂を配合させてつくった塗り壁材です。
カラーバリエーションが豊富なので、和テイスト・アンティークテイスト・カントリーテイストなどお好みの雰囲気に仕上げることができます。
過去のヒッキーウォール紹介ブログ↓
「ヒッキーウォールを施工しました!」
ヒッキーウォール紹介サイト↓
「ヒッキーウォール 内装用塗り壁材」
【珪藻土】
珪藻土とは、海や湖のプランクトンの死骸がたまって化石になった堆積物の一種です。
多孔質(多くの小さな穴を持っている)で断熱性能・耐火性に優れているので、昔から七輪として使われています。
脱臭効果や調湿効果もあります。
珪藻土自体は、乾燥するとボロボロ崩れて固まる性質を持っていないため、塗り壁材として使うときは石灰・セメント・粘土・合成樹脂などの骨材を混ぜます。
中性で施工がしやすいので自分でDIYも可能で、人気の高い塗り壁材です。
【プラスター壁】
鉱物質の粉末を水で練った石灰・石膏(プラスター)を用いたもの。
漆喰壁そっくりなので西洋漆喰とも呼ばれます。
輝きのある白く美しい仕上がりになるのが特徴で、漆喰に比べて硬いため亀裂が入りにくいメリットがあります。
塗り壁は手作業で塗っていくため、時間がかかる・壁紙に比べて少し値が張るというデメリットもありますが、塗り壁ならではの温もりのある仕上がりになるのが魅力です。
ひとことに塗り壁といってもカラーバリエーションも豊富ですし、塗り方によって表情を変えられる楽しさもあり、上記で述べたように調湿や防火などの機能もしっかりと備わっています。
内壁のリフォームをする際などありましたら、壁紙だけでなく、ぜひ塗り壁も視野に入れてみてください♪
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