2020.7.14
M様邸 新築工事 防蟻、サイディング工事
皆さま、こんばんは!
リフォームギャラリーメープルの山本です。
M様邸の新築工事について、ご紹介します!
前回のブログはこちら→「M様邸 新築工事 屋根、サッシ取付工事」
今回は、防蟻、サイディング工事についてご紹介!
【防蟻工事】
シロアリの予防処置を行います。
安心な家づくりのために大切な工程です。
今回はこの3つの方法で処置しました。
「穿孔注入処理」…床や土台に穴をあけて薬剤を加圧注入する方法。
「土壌薬剤処理」…地中を通って建物内に侵入してくるシロアリもいるので、建物の基礎の内側やシロアリが通過する恐れのある土壌を処理する方法。
「木部薬剤処理」…木材表面に薬剤を噴霧器を用いて吹き付け処理するか、又は刷毛等で塗布する方法。新築建物の木部処理は、通常、地面から1mまでの部材、浴室回り部材、洗面所や台所等の水回り部分の木材を処理します。
【サイディング工事】
外壁を作っていく作業です。
・防水シート
まず、雨水が内部に入り込まないよう防水シートを張っていきます。
防水シートには、雨水が外壁材の隙間から入り込んだ場合に、構造体(今回で言うと木材)にまで達しないように防ぐ役割があります。
内部から見るとこんな感じです↓
・胴縁
「胴縁」とは、壁に板やボードを張るための下地材です。
等間隔で縦に並んでいる細長い木材が「胴縁」です。
実は胴縁はただの下地材ではなく、大きな役割があります。
それは「外壁内の通気を確保すること」です。
この通気を確保する工法を「通気工法」と呼びます。
もしこの胴縁が無かったら、外気からの熱は外壁を伝って室内へ侵入してしまいます。胴縁がないと、夏暑く冬寒い家になってしまうんです。
熱を蓄えた空気は上昇する性質があります。外壁内に空気の通り道を作ってあげることで熱を上部へ逃がすことができ、室内への侵入を阻止することができます。上部へ逃げた熱は、外壁と屋根の隙間から外部へ放たれるので外壁内に熱がこもることもありません。
熱の性質を利用した、よく考えられた工法ですよね!
・サイディング
胴縁の上からサイディングを施工していきます。
窓周辺や軒下部分もキレイ張ります。
サイディングが仕上げになる住宅が多いですが、今回はさらにこの上に塗り壁材を施工していきます。
その施工の様子は後日ご紹介します♪
・断熱材充填
サイディング工事と同時に、住宅の中では断熱材を敷き詰めます。
以上、防蟻、サイディング工事についてご紹介しました!
引き続き工事の様子をお伝えしていきますので、お楽しみに!!
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