2020.4.21
M様邸 新築工事 基礎工事vol.1
こんにちは!
リフォームギャラリーメープルの山本です。
M様邸の新築工事の様子をお伝えします!
前回までのブログはこちら↓
地鎮祭を行いました!
M様邸 新築工事 仮設工事&地盤改良工事
本日は、基礎工事をご紹介!
【遣り方】
まずは「遣り方」という作業をしていきます。
「遣り方」とは、基礎工事に先立ち、柱・壁などの中心線や水平線を設定するため、必要な箇所に杭を打ってつくる仮設物のことです。
実際の建築物の位置・高さ・水平の基準となる重要な工程です。
【根切り】
続いて「根切り」です。
「根切り」とは、基礎の形に合わせて地面を掘る作業のことを言います。
建物の基礎は、地面の下に埋める必要があります。
地面下に埋めないと、基礎の地耐力が得られません。
よって地面を掘ります。
【砕石敷き】
地耐力を確保するために、砕石(細かく砕いた石)を全体に敷き、地面を転圧する機械を使って地盤を締め固めます。
【防湿シート敷き】
砕石の上に防湿シート(地面から床下への湿気の流入を防止する効果があるビニールシート)を敷き詰めます。
【捨てコンクリート】
「捨てコンクリート」とは、敷地のどの位置に、どのような形状で基礎のためのコンクリートを打つのか印をつける「墨だし」作業をやりやすくしたり、正確な距離を測るために打つコンクリートの事です。
基礎の強度に関係するものではないので、「捨てコンクリート」と呼ばれています。
【配筋】
鉄筋を1本1本手作業で組んでいきます。
鉄筋と鉄筋は結束線で結んで固定します。
そうしないと、コンクリートを打つときに、鉄筋がずれてしまうことがあるからです。
そして基礎外周の立ち上がり部分に、外部にコンクリートが流れ出さないように、型枠を組んでいきます。
【スリーブ】
基礎の立ち上がり部分には、水道の配管などを通すための穴が必要な箇所がありますが、コンクリートが固まった後にその穴を開けるのは手間も時間もかかって面倒です。
そのため、コンクリートを流し込む前に、あらかじめ「スリーブ」という穴を開けておきます。
本日はここまで!
聞き慣れない用語もたくさん出てきたかと思いますが、すべて安心・安全な家を作るために欠かせない重要な工程です。
次回以降も引き続き工事の様子をお伝えしますので、ぜひご覧ください!
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