2022.5.23
T様邸 新築戸建工事 屋根・外壁工事
こんにちは!
リフォームギャラリーメープルの山本です。
引き続き、T様邸の新築戸建工事の様子をご紹介していきます!
前回までのブログはこちら↓
「T様邸 新築戸建工事 地盤改良&基礎工事」
「T様邸 新築戸建工事 土台伏せ&上棟」
今回は、お家の外側にあたる屋根と外壁工事の様子です。
まずは屋根工事から。
前回ご紹介した上棟の時点で、野地板という屋根の仕上げ材の下地となる板を張り、その上から防水シートを張る所まで進んでいます。
今回のブログでは、仕上げ材であるガルバリウム鋼板の施工からです。
「ガルバリウム鋼板」とは、簡単に言うと薄い鉄の板です。
しかし、ただの鉄だと錆びてしまうため、サビから材料を守ってくれるメッキを表面に施しています。
サビに強いため耐用年数も長く、材料自体が軽量なため耐震性に優れています。
このガルバリウム鋼板を1枚1枚張っていきます。
屋根の頂点である棟も施工していきます。
今回は換気棟という屋根裏の換気を行える棟を設置します。
屋根裏の換気を行なわない場合、屋根裏の気温は60度まで上昇すると言われています。
非常に温度の高い環境だと、木に必要な水分まで蒸発させてしまい、重要な躯体部分の劣化が早くなってしまいます。
また、屋根裏の熱はそのまま室内へ伝わってしまうため、換気の行われていない屋根裏だと生活空間が暑くなりエアコンの効きも悪くなってしまいます。
そのため、屋根裏の換気のための換気棟はお家にとって重要なシステムになります。
直接雨水が当たる所に穴を開けるので、雨水が家の中に入らないように施工する高い技術力が必要ですが、職人さんがキレイに施工してくださいました。
続いて外壁工事です。
まずは透湿防水シートを全面に張っていきます。
透湿防水シートは、雨水などは室内に入れずに室内の湿気は室外に逃すことができるシートです。
また、屋根の先端部分である鼻隠しと破風という部分と軒天(住宅を見上げた際に外壁から外側に突き出している屋根部分の裏)にも仕上げ材を設置します。
↑破風
↑鼻隠し
↑軒天 先端には軒裏換気材も設置しています。
後日、鼻隠しには雨樋も設置しました。
ここから、外壁材の設置をしていきます。
今回施工する外壁材はサイディング。
パネルの形状になったものを張って仕上げる仕様の外壁材です。
実は、外壁材を張る前に水切りを設置しています。
「水切り」とは、金属でできた仕切り板で、建物の基礎や外壁を守る大切な役割を持っています。
上の写真は土台水切りが設置されています。
外壁と基礎のあいだには隙間があるため、土台水切りによって雨が基礎の内部に入り込むのを防いでいます。
もし水切りがなかったら、壁を伝ってきた雨水が外壁内部に入ってしまい、土台の木を濡らし、腐らせてしまいます。
水切りを設けることで、外壁を伝ってきた水を上手に地面へ落とすことができます。
サイディングの隙間にコーキングを充填して完成です。
玄関ドアまわりの外壁はアクセントでホワイトカラーのサイディングを張っています。
外壁の全貌は、後日完成したお写真をご紹介予定ですので、その際に公開させていただきます♪お楽しみに(^^)/
次回からは、内部工事に入ります!
ぜひ引き続きご覧ください!
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