
北欧ヴィンテージ家具の背景にある北欧の暮らしの特徴
皆さん、こんにちは。
3月に入り、一気に暖かくなりましたね。
昼間は少し歩くだけでも汗ばむほど。と同時に花粉もしっかり飛んでいて、鼻と目がやられています…
これからまた寒さが戻ることもあるかもしれませんので、体調を崩されないようお気をつけください。
昨日のブログでもご紹介したように、メープルでは北欧ヴィンテージ家具の取り扱いをスタートしました。
デザイン美、耐久性、機能性、素材感といったたくさんの魅力がつまっており、人々の手によって丁寧に修理や手入れをされながら扱われたのが北欧ヴィンテージ家具。
そんな北欧ヴィンテージ家具が生まれるのには、北欧の風土や人々のライフスタイルが背景にあります。
では、北欧での暮らしにはどんな特徴があるでしょうか?
北欧の気候は、寒い冬が1年の中で最も長いのが特徴です。
そのため、長い時間を室内で過ごし、その時間を快適するためにインテリアにこだわります。
花瓶やコーヒーカップなどの小さなものも自分が本当に気に入ったものを探し、長く大切に扱います。
それは家具も同じ。
だから、北欧生まれの家具は使いやすく、長く使っていても飽きの来ないシンプルなデザインのものが多いんです。
例えばこちらのデンマークのデザイナー「ボーエ・モーエンセン」によってデザインされた椅子。
まず見た目は、まるっとした可愛らしいフレームですが、無駄な装飾がなくシンプルで、いろんな空間に合わせやすそうです。
また、一見普通の椅子に見えますが、大きな背もたれと座面が座った時に包み込まれるような心地よい感覚を生み出します。
さらに、座面は絶妙なカーブを描いており、長い時間座っても疲れにくい快適さを実現しています。
そのほかに北欧の人々の暮らしとして特徴的なのが、「Fika(フィーカ)」というお茶会の文化です。
スウェーデンでは、このフィーカが学校や職場でも行われ、週末にもお友達を家に呼んでコーヒーとお菓子を囲んでおしゃべりを楽しみます。
こんな風に誰かと過ごす時間を大切にする北欧の暮らしが、北欧家具にも反映されています。
こちらのラウンドテーブル。
ラウンドテーブルは座る位置や人数を固定しないので、来客があった際には椅子を増やして使うこともできます。
また、こちらのテーブルは半分に分けることもできるんです。
ですので、お友達を大人数呼んで料理をテーブルいっぱい並べるという時は、ラウンドテーブルを半分に分けて、真ん中に別の四角いテーブルをはさめばスペースを確保できるなど、ライフスタイルに合わせて使い勝手も考慮されているのが北欧家具の特徴です。
そのほか、家具ではありませんが、北欧は照明にもこだわりを持っています。
先程、北欧は冬が長いとお伝えしましたが、同時に日照時間が日本と比べて短いんです。
冬の日本の日照時間が約10時間なのに対し、フィンランドは約6時間。
よって、冬は暗い夜の時間の方が長くなるということです。
そんな風土だからこそ、照明による光の取り入れ方を工夫しています。
日本では「照明は空間を明るくするための道具」という考え方があるため、シーリングライトを天井に直接付けて、部屋全体を明るく照らすのが一般的です。
北欧の人々にとって照明は、「室内で心地よく過ごすために重要な要素」として捉えられており、複数の柔らかい灯りで、必要な場所のみを照らすのが主流になっています。
目的に合わせて照明を使い分けることで空間に立体感が生まれ、適度に暗い空間で過ごすことで、リラックス効果も期待できます。
北欧の照明として日本でも有名な「ルイス・ポールセン」。
こちらはその「PHコントラスト」という照明です。
何重にも重なったシェードが、光を反射させることで柔らかく拡散性のある光を作り出します。
ダイニングテーブルの上に吊るして、食事中の手元を照らすなどの目的で使われます。
こんな風に、北欧の家具には北欧での暮らしを快適にするための工夫がつめこまれているんです。
日本でも北欧インテリアが人気ですが、こういった住まいづくりの工夫が見られると、その人気に納得します。
メープルのショールームにも北欧ヴィンテージ家具や照明、雑貨を展示しております。
ぜひ実際に北欧ヴィンテージ家具に触れながら、込められた想いやその背景にある北欧の暮らしをのぞいてみてください。
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