2023.3.10

なぜテーブルが丸いのか。

 

 

 

こんにちは。

リフォームギャラリーメープルの山本です。

テレビで異国の文化について紹介していると、ついつい見入っちゃいませんか?
食事や服装、住まいや今流行っているものなど。
当然ですが日本と違った文化ばかりで、見ていて面白いなーと。

日本では「北欧インテリア」が人気ですが
実際の北欧の文化を知っている人ってどれくらいいるんでしょう?

メープルで扱っている北欧家具にも、北欧の文化が大きく影響されていますが、
どんな文化に影響を受けているのか。

風土はもちろん、ものに対する考え方、暮らし…
北欧の文化をのぞいてみましょう。

 

 

北欧は寒い気候が大半を占めるので、室内で過ごす時間が長いです。
その時間を豊かなものにするためにインテリアにこだわります。
花瓶や食器など小さな雑貨でさえもお気に入りを見つけて大切に使い続けます。

 

それは家具も同じ。
だから北欧生まれの家具は使いやすく、長く使っていても飽きの来ないシンプルなデザインのものが多いのです。

例えばこちらはデンマークのデザイナー「ボーエ・モーエンセン」によってデザインされた椅子です。

まずこの見た目。
まるっとしたやわらかい印象のフレーム。
無駄な装飾がなくシンプルで、いろんな空間に合わせやすそう。
座り心地はぜひ体感してほしい。
大きな背もたれと座面がやさしく包み込んでくれます。
さらに、座面の絶妙なカーブは長い時間座っても疲れにくい快適さを実現。

 

 

 

お茶会って普段しますか?
午後のティータイムってちょっと憧れる響きですよね。
北欧の人々は「Fika(フィーカ)」というお茶会をよく行うそう。
学校や職場、週末にもお友達を家に呼んでコーヒーとお菓子を囲んでおしゃべり。
誰かと過ごす時間を大切にしているからこそ生まれる文化です。

こちらのラウンドテーブルはそんなフィーカで活躍しそう。
座る位置や人数を固定せず柔軟に使えて、多少人数が増えても大丈夫です。

さらにこのテーブルはパックリと半分に分けることも。
お友達をたくさん呼びたい時でも半分に分けた真ん中に四角いテーブルをはさんで
ひろびろと使える万能さ。
便利な使い勝手も考え抜かれたデザインに感動です。

 

先ほど北欧は冬が長いとお伝えしましたが、
同時に日照時間が日本と比べて短いんです。
冬の日本の日照時間が約10時間なのに対し、フィンランドは約6時間。
ということは、冬は暗い夜の時間の方が長くなるということです。
そんな夜に欠かせないのは照明ですね。

日本で主流なのはシーリングライト。
「照明は空間を明るくするための道具」という考え方が根付いているので、
シーリングライトを天井に設けて、部屋全体を明るく照らすのが一般的です。

一方で北欧の人々にとって照明は「室内で心地よく過ごすために重要な要素」。
じんわりと柔らかい灯りで、必要な場所のみを照らすのが当たり前。
適度に暗い空間で過ごすことで、リラックス効果も。

北欧の照明として日本でも有名な「ルイス・ポールセン」。
こちらは「PHコントラスト」という照明です。

何重にも重なったシェードで光を反射させ、柔らかい光を広い範囲に届けます。
テーブルの上に吊るして、食事中の手元を照らしたりします。

その他の北欧ヴィンテージ家具や北欧家具のデザイナーについては
「歴史を紡ぐ人ver.1」
「歴史を紡ぐ人ver.2」
をご覧ください。
こうして北欧の文化を知ると、家具を見る目が変わりますよね。
なんでこのデザインなんだろう?なんて気になったり。

そういった視点で家具を見るのも楽しいなと思ってもらえると、
北欧家具の魅力をもっと感じていただけるかと。

店舗にも北欧家具を展示しておりますので、ぜひじっくりとご覧ください。

 

 

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